ヤナセクリニックは三重県津市にある産科・婦人科の医療機関です
私は２人目の出産で、こちらにお世話になりました。
初めて“私のお産”のファイルを手に取って開いたとき、「どのタイミングで入院するといいのかな？」「陣痛の始まる兆候とか書いてないかな？」と、まるで初産の様に参考書を見る感覚でした。が、本当に十人十色のお産のスタイルで、ビックリしてしまいました。（１人目の出産が長くて痛かった印象の強い私は、「楽に産みたい」気持ちで一杯だったので。）
予定日の４日前に‘おしるし’がきました。１人目の時には無かったので、逆に焦りましたが受診してＮＳＴを取ってもらうと“ぼちぼち”赤ちゃんも準備しはじめているとのことでした。‘入院したらあれも食べれなくなる’‘これも’と夕飯のあとも沢山食べてしまい、その日は寝ました。が、翌日（予定日３日前）の明け方、下腹部の軽い鈍痛で目が覚めました。「食べすぎちゃったせいだな」とトイレに行ってもお通じなし。「まさか？！」と時間を計ってもメチャクチャ。もっと腰の方が痛かったのが陣痛だよな…と、眠ろうとしても、やっぱり痛みが強く（でも我慢できる範囲で）なる感じだったので、もし‘陣痛じゃなかったら帰ってくればいいか’と、クリニックに着いたのがＡＭ６：００。ＬＤＲ洋室で診て頂くと“５ｃｍくらい開いています”とのことでした。
それからはジェットコースターの様にお産が進みました。理性では先生や婦長さんはじめスタッフの方々の指示はわかるのに、体は全然コントロールがきかず、指示とは逆のことばかりしている私。それでも一生懸命励まし続けて下さったおかげで、ＡＭ８：０３無事男の子を産むことができました。
（痛みに耐えられなくて先生や婦長さん、看護婦さんの腕や服をすごい力で握ったり、引っぱったりしてしまって、すいませんでした。）あまりに早くて、私自身ビックリしてしまいましたが…。
短い＝安産（楽産？）ではなくて、やっぱりあの痛みが無ければ子供は産まれないんですよね。
でも、今、横で寝ているわが子をみると、頑張ってよかったと心から思えます。本当にお世話になりました。ありがとうございました。
（２００３年３月ご出産）
結婚７年目、待望の赤ちゃん。妊娠かな？と喜びもつかの間、５週目からつわり。
もうすぐ、もうすぐと思い結局２０週まで続き、その後は体重計とにらめっこ。初めてのことで、不安も多かったけど、検診のたび先生の「順調ですよ」という言葉に安心し励まされ、なるべく楽しくマタニティーライフを送るようにしていました。
３月１４日が予定日でしたが、９日の夕方から何かおかしいなぁ・・足のつけ根が痛く、腰もいつもより重い。１０日のＡＭ３：００頃、おなかの痛みを規則的に感じ、はかってみると１０分間隔。ＡＭ６：００までずーっと同じなので、病院にＴＥＬ。とりあえず、外来で診察を受けて下さいとの事。念のため入院の準備を持って病院へ。多分、夕方くらいになると思うけど、もっと痛みが強くなったら連絡して下さいと指示をいただき、一時帰宅。ＰＭ７：３０、腰の方まで痛みを感じるようになったくらいで、あまり変わらず。再び病院へＴＥＬ。夕食をすませてから、入院準備を持って来てくださいとの事。ＰＭ８：４０ＬＤＲ室へ。最初の１時間はテレビを見る余裕もあり、アロマバスへ（とっても気持ち良い！）その後から陣痛が強くなり、１１日のＡＭ１：００〜２：００は「もうダメ…」と少し弱気。
少し落ち着いて再びアロマバスへ。すーっとさっきまでの苦しみがうそのよう。話には聞いていたが、こんなにも気分がリラックスできるなんて思っていませんでした。またＣＤを聞いている余裕なんてないと思っていましたが、これがまた効果バッツグン！！「さぁ、頑張るぞーっ！」と気合いを入れ、ＡＭ１１：３６破水。ＰＭ２：０６誕生。
当初、立合いを考えていませんでしたが、主人も仕事以外の時間帯はずっといてくれて、（仕事場が近かったので）、ちょうどお昼休みにしっかりと２人で産声を聞くことができました。
陣痛と陣痛の間がどうも長かったようで、先生やＳＴＡＦＦの方々には長い間お世話になり、ありがとうございました。顔をふく冷たいタオル。腰にあててもらった暖かいタオル。オイルマッサージ。どれもこれもやっていただいた事、気持ちよかったです。本当にありがとうございました。
（２００３年３月ご出産）
初めての出産で、不安でした。
まず、陣痛が来たら分かるのかとか、いつ陣痛が始まるかとか…。
約１週間前に「陣痛が来た！！」と思い、病院に来たものの、前駆陣痛で、そのまま帰宅。毎日、毎日「いつくるんだろう？」とそればっかり考えていました。
いよいよホンモノの陣痛が始まり入院。はじめは、このくらいなら痛いけど大丈夫と思っていましたが、徐々に痛みは強くなり、「もうダメ、助けて〜〜！！」と苦しんでいました。
ＬＤＲに入ってからも、うなったり、叫んだり、とにかく痛くて痛くて大変でした。
しかし、ＬＤＲに入って５時間くらいたった頃、「赤ちゃんの頭が見えてきたよ。」という言葉を聞いて、『よーし、頑張るぞ！！早く赤ちゃんに会いたい。』と気合いが入りました。
そして、無事に産まれ、産声を聞いた時、痛くて苦しかった陣痛のことなどすっかり忘れ、達成感と喜びでいっぱいでした。
スタッフの皆さんと家族に見守られて、無事出産できたことが嬉しくてたまりません。
本当に本当にありがとうございました。
（２００３年３月ご出産）
