ヤナセクリニックは三重県津市にある産科・婦人科の医療機関です
予定日の一週間前の朝、3歳の娘が朝起きてきて突然「赤ちゃん、今日産まれるよ」と言ったので、まさかと思い「ふーん」って感じであまり気にしませんでした。しかしその日の夜、急にお腹が痛くなり、時計を見ると10分おきの陣痛がいきなり始まったんです!!
「うそー」と思い、病院へ電話し、あわてて入院。2人目でも痛いものは痛い。だけど上の子の時とは違い、気分も落ち着いて出産にのぞめました。
上の子は、大きな病院での出産だったので、精神的なサポートはほとんどなく、何だかよくわからないうちに産まされたって感じだったけど、ヤナセクリニックのスタッフの方々は、マッサージをしてくれたり、優しい言葉をかけてくれたりして、一緒に頑張ってくれた気がして、とてもうれしかったです。
気分一つで、こんなに出産ってすばらしいものになるんだなあと思いました。
一生のうちで、そう何度も味わうものではないので、これから出産を迎える皆さんも、皆さんなりに良い思い出になるよう頑張って下さい。
(2002年11月ご出産)
私のお産は、予定日2日前の早朝5:00頃、重い生理痛と共に始まりました。
すぐトイレに立つと、淡い血とおりものが予想以上に出ました。おしるしかとも思いましたが、破水かもと病院に電話をして入院しました。ところが、その後3〜4時間で生理痛のような痛みもなくなり、再度自宅へ。
その日の夜、20:00頃、再び生理痛の様な陣痛が始まり、5分間隔になった夜23:00頃再入院。
その日、病院はほぼ満室で相部屋となり、付き添いの母も帰宅し、一人心細く声をひそめて陣痛に耐えている間、ずっと助産婦さんが腰をさすってくれたり、励まし助けてくれました。
陣痛が激しくなっているのに、子宮口がなかなか開かず、子宮口全開まで約14時間、破水まで約4時間。その間に食べた物も、全部吐いてしまい、子宮口全開までにも、いきんでしまい大量出血。最後のいきみまでには、ヘトヘトで、体力・気力共に限界を超えていました。
そんな時、主人や母の励ましもさることながら、一番最初から最後まで一緒に支えてくれた助産婦さんの励ましが、負けてしまいそうな私を勇気づけてくれました。
約19時間の長く苦しいお産の後、赤ちゃんの産声とはじめて顔を見た時は、涙が止まりませんでした。
入院中の母乳の指導や、心の不安も、ほんとうに親切に全スタッフがサポートしてくれました。
赤ちゃんの泣き声に振り回されて、オドオドしていた私ですが、何とかやっていけそうな自信も少しずつわいてきました。お産に関わってくれたヤナセクリニックの皆さんに感謝します。本当にありがとうございました。
(2002年11月ご出産)
今回、はじめての出産で、帝王切開でした……
逆子で、ずっと治らず、外回転もしたのに、かなり居心地がよかったみたいで……
本当は、自然分娩を望んでいたので、赤ちゃんをおしりから出す方法も考えたけど、赤ちゃんに一番安全なのは、私は帝王切開だと思い、この方法を選びました。
H14年11月14日の手術の時、「痛いのかな?」とか「元気な赤ちゃんが産まれて来るかな?」とか、不安だったけど、優しく声をかけてくれたり、手を握ってくれた看護婦さんたちがいたので、だいぶリラックス出来ました。
麻酔をして、痛くはなかったけど、切られている感覚がして、しばらくして「赤ちゃんのおしりが見えてきたよ」って言われたらすぐ赤ちゃんが取り出され、元気な産声、元気な姿を見れました!!
今回は、陣痛の痛みはわからなかったけど、帝王切開も痛く、術後もつらかったけど、我が子を見てたら、そんな事も吹っ飛びました。
先生&スタッフの皆さん、ありがとうございました。
(2002年11月ご出産)
11月19日、第一子となる男の子を出産しました。予定日より6日遅れての出産となったにもかかわらず、予想外の展開に皆、驚かされました。というのも……
前日の18日の午前中、健診でヤナセを訪れました。すべては順調でしたが、徴候はなく、ついに入院日を20日と決定することに。
待ち遠しい気持ちでいっぱいでしたが、その分準備は万端のつもりでいました。買い物、掃除、夕食…と済ませて、テレビを観ているとお腹の張りと同時に軽い痛みを数回感じました。数日前にもあったナーと思いつつ、入浴。
11時過ぎに帰宅した主人に食事を出し、また痛みがあるので就寝。横になったものの、急に頻繁になる痛みをこらえきれず、感覚を計ってみるとすでに2・3分。
すると、追い打ちをかけるように大量の出血があり急いでtel。それからはやっとの思いで、病院にたどり着き……。LDRのベットに上がった時には、すでに子宮口は全開ですぐにイキんでもいいヨとのこと。どうイキめば上手くいくのか、必死のうちに幸子先生、高野婦長さんの励ましのおかげで無事出産!!病院に着いてから約4時間後の事でした。
最後に私にとって、このお産の経験は大きな財産であり、自分に対する自信ともなりました。お産がそうであったように、育児も私の想像とは同じようにいかないだろうけど頑張っていけそうです。
(2002年11月ご出産)
今回がはじめてのお産です。本や友人にいろんな話を聞いていたけど、体験してみると想像以上の事が次々起こって大変でした。
例えば、陣痛の痛みの事です。きっと生理痛の痛みにとげがあるぐらいだろうと思っていたけど、まったく違った事です。今思うとよく耐える事ができたなって思います。
けどこの痛みは、一人では乗り越えられないと思います。病院の先生たちや、家族の人たち、私の場合はやっぱり「だんな様」の力でした。ずーっとベットの横で汗を拭いてくれたり、うちわで扇いでくれたり、一言一言の励ましの言葉をくれたり、、
痛いのは私一人だけど、その痛みをわかってくれる人がそばにいてくれる事が、大きな「力」になりました。
立ち会い出産は、後々の性生活がどうのこうのと言う人もいますが、赤ちゃんを産むという事も、結婚生活の大きな出来事の一つだったと、私は思います。
今、少しでも不安がある方は、ぜひパパと立ち会い出産してね。きっときっとその時や、後々良かったって思うよ。
この病院で産めて本当、良かったです。
(2002年11月ご出産)
はじめての妊娠・出産を終えて、正直こんなに出産が長くて痛い物だとは思いませんでした。今までに経験した事のない感情を、いろいろ経験しました。
今思うと夢の様ですが、その時は「もう止めたい」と何度も思いました。
私の妊娠生活は、つわりらしいつわりもなく、体調も一貫して良好で(貧血くらい)、ヨーガ・散歩・お乳の体操等、積極的に取り組む事ができ、産後は振り返って、これらの事が役に立ったナと思います。長くて短い妊娠生活でしたが、お乳を吸う我が子は本当にかわいくて、ここからが本当のスタートなんだと改めて思います。
「子供を産んだら、陣痛の痛さなんて忘れる」と言いますが、私には決して忘れられない思い出となりました。
忘れる事は出来ないけど、その痛さと比べようもない大切なものを授かったナとつくづく思います。
これからも今の気持ちを忘れず、子供にも接していきたい。
そして、何より健康な子に育って欲しいと出産を終えた今、心から願っています。
(2002年11月ご出産)