産科・婦人科ヤナセクリニック
ヤナセクリニックは三重県津市にある産科・婦人科の医療機関です

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ヤナセクリニックで出産されたママ達からのメッセージ「私のお産」
メール info-yanase@pmc.or.jp

それは破水で始まりました。夜中のAM1:30「なんか生暖かいぞ?まさか破水?」そういう事でAM2:00急遽入院になりました。入院したものの陣痛はあまり感じなく朝より陣痛誘発剤をMAXまで飲みました。
が、しかし、陣痛らしいものを感じず、それが夜になるにつれて少しずつ下腹が痛くなりました。
それがだんだん強くなり、入院して丸一日たった頃のAM2:00頃はあまりの痛さに今でも思い出せません。
でも、その痛さのピークAM4:00「もう今なら頑張れば産まれそうかな?」と思ったものの、朝までガマンしてみようと思いました。AM4:00〜AM8:00、この時間が今まで味わった事のない痛みでしたが、同時に「これが陣痛なのね」とも味わえる時間でもありました。
AM8:30、内診で「頭が見えてますよ」とのことでLDR(洋)で出産することになりました。
LDRではアロマの香り、心地よい音楽、優しい朝日、正面に気持ちよく泳ぐイルカの親子、これらの効果でかどうかはわかりませんが、私は思いっきりリラックスしてしまい、昨日の疲れもありますが陣痛が少し弱まってしまいました。本当に気持ちよかったです、あのお部屋、フットバスもですが…
その後、点滴で少し助けて頂き、PM2:44無事出産しました。
この出産で思った事は、アロマの効果が緊張時の精神・身体にとても大きく働きかけ、リラックスできるものだと感動しました。
幸子先生、看護士の皆様、スタッフの皆様が全員親身で親切で本当に感謝しております。
ありがとうございました。
                              (2002年11月ご出産)
写真は、ヤナセクリニック
LDR(洋)室
前の日に外来受診に来た私は、「いつ産まれるのだろう」と言っていました。2、3日前から生理痛の様な痛みとお腹に張りが来ていました。次の日、朝起きると生理痛のような痛みが7分間隔でしたが、これが陣痛とは思いませんでした。1時間後には、4分間隔になっていました。
トイレに行ったら、おしるしがあり、陣痛だという事がわかり病院に連絡。受診をしていただいたところ「8cm子宮が開いている。すぐにお産になるだろう」といわれ、あっけにとられているうちに陣痛の痛みが本格的になってきました。
はじめは余裕だった私も、さすがに全開大になると痛みのピークになり悲鳴を上げていました。最後まで破水はなく、頭が見えてきてようやく破水。そして赤ちゃんが誕生。
3820gの元気な女の子を無事出産することが出来ました。病院に入院してから4時間での出産。立ち会い出産もでき、とても満足しています。
1週間早く出産しましたが、赤ちゃんも大きく元気です。先生、スタッフの皆さん、ありがとうございました。
                              (2002年11月ご出産)
私の妊娠は驚きから始まりました。ホルモンのバランスが悪く、生理が2〜3ヶ月に一度の私が、妊娠するなんて……。これは運命だと思い、仕事をどうしようか悩みましたが、幸いつわりも軽く食欲が減って体重が3kg少なくなったことくらいで、仕事には産休まで休まず出ていました。
妊娠5ヶ月から婦長さん指導のヨガを始め、ヨガでの同じ友達も出来、皆で話をする事が私にとってストレス解消になりました。
「こうなったら、妊娠生活を楽しもう」と思った私は、アロマセラピーに参加したり(マッサージをして頂いたり、おやつを食べたり、これもお勧めです!)無理をしない程度でコンサートを見に行ったり、大好きなドライブ(もちろん運転)も出産前日までしていました。時間に余裕が出来たので、料理に凝ったり、温泉に行ったり、散歩もいっぱいしました。とにかくよく動いていたのがよかったのか、当日までお腹の張り等はありませんでした。
11月19日(火)明け方、はじめてお腹の張りというヤツで目が覚め、3〜4回トイレに行き、午前5時頃、少し出血したので、これがおしるし!?腰が痛くなってきたけど、前駆陣痛かも!?……いろいろな事を考えながら、午前7時まで、痛みを我慢し病院に電話をしました。
予定日まで10日ほどあったことから、受付時間に診察を…との事だったので、私も半信半疑で仕事に向かう主人の車で病院へ。思えば、このころすでに痛みはピークで、社宅の階段を、3階からゆっくり降りました。
診察を受けたところ、なんとすでに子宮口が9cmも開いており、そのままLDRへ。
スーツ姿の主人も抜け出す時間なく、腰をマッサージしてくれ、スタッフの方も付きっきりでアロママッサージをしてくれたり、いっぱい励ましてくれました。
腰がガンガン、少し治まると続いてお腹が…。いきみを逃がすのは、続けていたヨガでの呼吸法が役立ちました。
婦長さんが目の前でやってくれ、私は落ち着いて、「あの時のやり方だ」と思い出す事が出来ました。
そういえば、9ヶ月まで逆子で、体操を毎日やっていた事もこのときのためだったんだ。赤ちゃんも頑張っているんだから私も頑張らないと…痛みでくじけそうになる気持ちを何とか元気付けました。
いよいよベットに上がり、スタッフの方に「もうすぐ破水するから、破水したらすぐだからね」と言われ、11時37分に破水。その後は、陣痛にあわせていきみました。すると、深呼吸をしていきむという繰り返しを続けるうち、赤ちゃんの頭が見え始めた様子で、皆にそのことを教えてもらい「もう少し」と励ましてもらって、全身の力でいきむと赤ちゃんが出てきた感覚がありました。
何回かいきむと足まですべてが出て、幸子先生とスタッフの皆さんに「おめでとうございます」と言われ、「やったあ」と思いました。
羊水を吸っていたことから、すぐには泣かなかったけれど、産声を聞いた時は感動しました。
急ぎすぎて、アロマのお風呂には入れなかったのは残念でしたが、母子共に健康で、本当に幸せです。ヨガでの呼吸法、膝を開くポーズなどは、本当に役に立ちました。いきむ前までは、いかにリラックスして逃がすかです。あとは本当にスタッフの皆さんが上手にほめてくれ、どこに力を入れるかとか、どこを見るとか丁寧にわかりやすく指示してくれるので安心です。
女性で生まれたからには、経験しておきたいと思っていたお産。私にとっては思ってたより短い時間で済み、案ずるより産むが安し、とはまさにこのこと。今まで頑張った妊娠生活を赤ちゃんは裏切りません。痛さや考えは個人差があっても、我が子の産声は感激ものです。いつだろう×2と待ち遠しいと思いますが、のんびりゆったり妊娠生活を楽しんで下さい。生まれたら、のんびり出来ないですから…。
最後になりましたが、ずーっと励ましてマッサージをしてくれたパパ、幸子先生、高野婦長さん、取り上げてくれた奥村さん、スタッフの皆様、最高の感動をくれた赤ちゃん、本当にありがとうございました。
                              (2002年11月ご出産)