産科・婦人科ヤナセクリニック
ヤナセクリニックは三重県津市にある産科・婦人科の医療機関です

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ヤナセクリニックで出産されたママ達からのメッセージ「私のお産」
メール info-yanase@pmc.or.jp

振り返れば、私のマタニティライフは本当にいろいろな事がありました。5ヶ月過ぎまでつわりに苦しみ、点滴を受け、27週より34週までは切迫流産の兆候があし約2ヶ月間入院安静となり、10ヶ月になるまでは退院後も安静の指示があり、子宮収縮抑制剤を内服し続けました。
入院中は、次々に出産・退院していく他のママやベビーを見送るたびに「なぜ私だけが…」と不安と焦りが、私にはプレッシャーとなり、病室から一歩も出られない日々はイライラをつのらせました。
外から聞こえてくるベビーの泣き声がとてもうとましく感じられたのを今でも鮮明に覚えています。私にとっては2週に一度の妊婦健診の日が外に出られる唯一の日であり、新生児室をちょっとのぞく日でもあり、カレンダーに印をつけ、楽しみにしていたのを覚えています。
長期入院はメリットもあります。病院にいる時間が長い分、スタッフとは親密になり、今回の出産も不安なく迎える事ができたことです。リラックスして出産に立ち向かう事が出来ました。
切迫流産で入院されるママは何かと精神的に落ち込んだり、ストレスもたまったりするとは思うけど、その先にはベビー誕生というゴールも必ずあるわけだし、なにより大切なベビーを守るための入院や安静なのだから、決して自分を責めることなく、楽な気持ちで入院生活を送って欲しいと思います。
私もはじめはいろいろ考えてしまったけど、病院になれ、自分の時間もたっぷりあるし、食事は時間になれば出てくるし……etc.
良い方向に考えて無事退院することが出来たので、考え方を変えたらずいぶん楽になりますよ。
もし車イスがOKになったら、さんぽに出かけてみてはどうですか?
私は、外の空気を吸いに行ったり夜病院のロビーに行ってみたり、いろいろしましたよ。私の経験が少しでも役立てば幸いです。
次に出産についてですが、私の場合、予定日を過ぎても陣痛は来ず、誘発目的で入院となりました。一日目、内服にチャレンジするも効果なく、二日目も効果は全くなく、ついに点滴を施行し3時間で全開大となり、結局初産ですが、経産婦並の5時間52分で無事3145gの女の子を出産することが出来ました。
慣れ親しんだ沢山のスタッフの皆さんに囲まれて、本当にリラックスして出産でき、ベビーも元気に産む事が出来たので、今までの苦労等は、今は良い思い出・経験として受け止めることが出来ています。
こういうマタニティライフもありかなという感じです。
これから出産する人、出産した人もマタニティライフは人それぞれです。自分のお産を是非エンジョイして下さいね!
                                    (2002年11月ご出産)
今回二人目の出産と言う事で、出産より上の子の方が心配でした。
初めてママと離れて、夜は大丈夫かな、と思っていました。
予定日より16日早かったので、まさか陣痛だとは思っていなかったお腹の張りの痛みが段々強くなってきたときも、まだ上の子をお風呂に入れて寝かせなければ、という気持ちの方が優先でした。
でも、今まですぐに収まっていた痛みが急激なものに変わった時は、さすがに限界を感じて、病院にTEL、すぐに入院。
内診してもらった時は、すでに子宮全開、私もビックリ!間に合ってよかった!
出産まで15分、超安産で女の子誕生。産まれるまで、どちらか聞いていなかったので、二重の喜びを感じました。無事産まれてよかったと、実感しました。
入院中に、上の子も少し大人になったように感じます。ママがいなくても、子供なりに頑張っているんだなあと思うと、また子供がかわいくなりました。
妊娠中、親切にして下さった先生、看護婦さん、ありがとうございました。
                                   (2002年11月ご出産)
今回、初めての妊娠・出産で無事産まれてくるまで、いろいろ不安がありました。元気に産まれてくるかな、とか、陣痛の痛みでパニックにならないかな…etc…。
特に予定日が過ぎ、いつ始まるのかと待っている間は、どんどん想像がふくらんで行くばかりでした。
そんな時、気分を落ち着かせるために、ヨガをし、体をリラックスさせて呼吸を整えていると、不思議と落ち着きを感じました。呼吸法は、ヨガで習ったものと本で読んだヒッヒッフーをやったけど、陣痛中にゆっくり息を吐き出すヨガの呼吸がやりやすかったです。
陣痛の波が次々やってきて「こわいーっ」と思っていても、先生・助産士さんが一緒にはーっと呼吸を合わせて下さって、怖さを感じない様にずっと声をかけてもらったので、自分でも不思議な位、落ち着いてベビー誕生を迎える事が出来ました。
部屋は、和のLDRを選んだのですが、これがまたすごく良い雰囲気で、今LDRで過ごした情景を思い出すと、痛みの恐怖の部屋というイメージは全くなく、何とも言えない温かみだけが胸に残っています。
生命の誕生というとても神秘的な瞬間は、とても素敵です。赤ちゃんは、よく頑張ってくれたと思います。
自分一人では、決して感じる事のできないこの大満足の出産を終えて、かわいい我が子の姿を見るたび、とても幸せな気持ちになります。
                                    (2002年11月ご出産)
写真はヤナセクリニックLDR和室