ヤナセクリニックは三重県津市にある産科・婦人科の医療機関です
〈精油の使用法2〉
精油を体内に吸収させる方法を続けましょう。
☆ 湿布
薄手のタオルやガーゼや脱脂綿を使ってアロマ湿布を作ることができます。ぬるま湯に適当な精油を入れかきまぜます(精油は水にはよく溶けません)。その中にタオルや脱脂綿をいれて軽くしぼり,湿布として使用します。ペパーミントの湿布は熱感がある部分に当てると熱をとってくれます。
ヤナセクリニックでは,乳腺炎や乳汁うっ滞時の乳房痛にアロマ湿布を使用しています。乳房の痛みと熱感をうまくとってくれます。ただし,ペパーミントの精油を多く使うと乳房の張りが悪くなってしまいますので注意が必要です。
☆ 吸入
湯を張ったボウルやマグカップに,適当な精油を2〜3滴落とし,頭にタオルをかぶり,立ちのぼる蒸気を吸入します。精油の蒸気は強力なので,眼はつぶってください。眼の刺激になることがあります。そして,鼻から深く蒸気を吸い込みます。
こらからの風邪のシーズンや花粉症の時期は,ユーカリラジアタの吸入を使用すると鼻通りがよくなり効果があります。
ただし,喘息がある方は刺激になり喘息発作を誘発する場合がありますので,気をつけましょう。
(2002年11月22日掲載)
ヤナセクリニックにおけるアロマセラピーの利用例はこちらをご覧下さい。
このコーナーは一ヶ月に一回くらいのペースでアロマセラピーに関わる様々な事を連載していく予定です。よろしくお願いします。